ミストコレクターの設置方法とは?3つの方式と選び方を解説!
ミストコレクターの設置方法には、主に直結吸気方式・局所吸気方式・広域吸気方式の3つがあります。
ミストコレクターは、工作機械から発生するオイルミストや油煙を吸引・除去する装置です。
しかし、機種を選ぶだけでは十分な効果が出ない場合があります。
なぜなら、工作機械の構造や工場レイアウトに合わない設置方法を選ぶと、オイルミストを十分に捕集できない可能性があるためです。
特に、換気扇だけで排気している場合、オイルミストが換気扇や通気口に蓄積し、排気効率の低下や設備故障につながることがあります。
そのため、ミストコレクターを導入する際は、機種選定と同じくらい設置方法の選定が重要です。
本記事では、ミストコレクターの3つの設置方法、各方式のメリット・デメリット、正しく設置することで得られる効果をわかりやすく解説します。

- 01. ミストコレクターとは?オイルミストを吸引・除去する装置
- 02. ミストコレクターの設置方法は主に3種類
- 03. 直結吸気方式|密閉型の工作機械に適した設置方法
- 04. 局所吸気方式|開放型の工作機械に適した設置方法
- 05. 広域吸気方式|工場全体の環境改善に適した設置方法
- 06. ミストコレクターの設置方法を比較
- 07. ミストコレクターの種類もあわせて確認する
- 08. 正しい設置方法で得られる3つのメリット
- 09. メリット1|作業者の健康被害を軽減できる
- 10. メリット2|環境に配慮した操業につながる
- 11. オニカゼ ミストコレクターのラインナップ
- 12. ミストコレクターの設置方法に関するよくある質問
- 13. まとめ|ミストコレクターは工作機械に合った設置方法を選ぶ
- 14. お問い合わせ・資料請求
ミストコレクターとは?オイルミストを吸引・除去する装置
まず、ミストコレクターの基本的な役割を確認します。
ミストコレクターとは、工作機械で金属加工を行う際に発生するオイルミストや油煙を吸引・除去する装置です。
オイルミストとは、切削油や潤滑油が微細な霧状になり、空気中に浮遊したものを指します。
ミストを放置すると起こる問題
オイルミストを放置すると、工場内にさまざまな悪影響が出る可能性があります。
主な問題は以下の通りです。
- 作業者の健康被害
- 視界不良による作業ミス
- 床面の油分付着による転倒・滑落
- 換気扇や空調機器の故障
- 制御機器や電子機器の不具合
- 製品や備品への油汚れ
- 清掃工数の増加
- 排気効率の低下
- 電力消費量の増加
つまり、オイルミストは単なる汚れではありません。
作業者の健康・安全性・設備保全・生産性に関わるリスク要因です。
換気扇だけではオイルミスト対策が不十分な場合がある
換気扇で工場内の空気を排気することはできます。
しかし、油分を含んだオイルミストは、換気扇や通気口に少しずつ蓄積することがあります。
その結果、以下のような問題につながる可能性があります。
- 換気扇の動きが悪くなる
- 排気効率が低下する
- モーターに負荷がかかる
- 電力消費量が増える
- 清掃や交換のコストが発生する
- 最終的に換気扇交換が必要になる
そのため、オイルミスト対策では、単に外へ排気するだけでなく、発生源で吸引・除去することが重要です。
関連記事: ”ミストコレクターの種類”は3つ!事例と選び方も紹介!
ミストコレクターの設置方法は主に3種類
ミストコレクターの設置方法は、主に以下の3種類です。
- 直結吸気方式
- 局所吸気方式
- 広域吸気方式
まずは、3つの違いを一覧で確認しましょう。
このように、設置方法によって向いている設備が異なります。
そのため、工作機械が密閉型か開放型か、また工場全体にミストが広がっているかを確認して選ぶ必要があります。
直結吸気方式|密閉型の工作機械に適した設置方法
直結吸気方式とは、工作機械とミストコレクターをダクトで接続し、加工室内のオイルミストを直接吸引する設置方法です。
マシニングセンター、NC旋盤、複合加工機など、加工部が密閉されている工作機械に向いています。
直結吸気方式の仕組み
直結吸気方式では、工作機械の加工室に発生したオイルミストを、ダクトホースを通じてミストコレクターへ送ります。
発生源に近い場所から直接吸引できるため、オイルミストが工場内へ広がる前に捕集しやすい点が特徴です。
つまり、直結吸気方式は密閉型工作機械における標準的な設置方法といえます。
直結吸気方式が向いている設備
直結吸気方式は、以下のような設備に向いています。
- NC旋盤
- マシニングセンター
- 複合加工機
- フルカバー付き工作機械
- 加工室が密閉されている設備
- ミスト発生源を囲い込める設備
特に、加工室が密閉されている場合は、直結吸気方式によって効率的にミストを捕集しやすくなります。
直結吸気方式のメリット
直結吸気方式の主なメリットは以下の通りです。
- 捕集効率が高い
- オイルミストの漏出を抑えやすい
- 工場全体への拡散を防ぎやすい
- 密閉型工作機械と相性が良い
- 設置構成が比較的わかりやすい
- 発生源対策として効果が出やすい
このように、直結吸気方式は発生源から効率よく吸引したい場合に適しています。
直結吸気方式のデメリット
一方で、直結吸気方式には注意点もあります。
- ダクト配管工事が必要になる場合がある
- 工作機械側に接続口が必要
- 複数台接続時は吸引力配分に注意が必要
- ダクトが長いと吸引力が低下する可能性がある
- ダクトの曲がりが多いと圧力損失が起こる
- 定期的なダクト清掃が必要になる
そのため、直結吸気方式を採用する場合は、ダクトの径・長さ・曲がり・吸引力を確認しましょう。
直結吸気方式の選定ポイント
直結吸気方式を選ぶ際は、以下を確認してください。
- 工作機械に接続口があるか
- 標準接続で対応できるか
- カスタムダクトが必要か
- ダクトホースの径は適切か
- ダクトホースが長すぎないか
- 複数台接続する場合に吸引力が足りるか
- ダクト清掃がしやすいか
特に、複数台の工作機械を1台のミストコレクターに接続する場合は、吸引力不足に注意が必要です。
局所吸気方式|開放型の工作機械に適した設置方法
局所吸気方式とは、オイルミストが発生する場所にホースやフードを近づけて吸引する設置方法です。
工作機械に直接ミストコレクターを接続できない場合や、加工部が開放されている設備で使われます。
局所吸気方式の仕組み
局所吸気方式では、オイルミストの発生源付近にホースやフードを設置します。
そして、発生したオイルミストが流れる方向を考慮しながら、できるだけ発生源に近い位置で吸引します。
直結吸気方式のように密閉空間から直接吸うわけではないため、吸引位置やフード設計が重要です。
局所吸気方式が向いている設備
局所吸気方式は、以下のような設備に向いています。
- 研削盤
- グラインダー
- 汎用旋盤
- 開放型の加工設備
- フルカバーではない工作機械
- 工作機械に接続口がない設備
このように、加工部が開放されている設備では、局所吸気方式が候補になります。
局所吸気方式のメリット
局所吸気方式の主なメリットは以下の通りです。
- 既存設備に後付けしやすい
- レイアウト変更に対応しやすい
- 吸引位置を調整しやすい
- 工作機械の改造を抑えやすい
- 開放型設備にも対応しやすい
- 導入しやすい
そのため、既存の工作機械に後からミストコレクターを導入したい場合にも使いやすい方式です。
局所吸気方式のデメリット
一方で、局所吸気方式には注意点があります。
- 直結吸気方式より捕集効率が下がりやすい
- フード設計が不十分だとミストが逃げやすい
- 吸い込み速度の調整が必要
- 周囲の風の影響を受けやすい
- 作業者の動線を妨げる可能性がある
- 設置位置によって効果が大きく変わる
したがって、局所吸気方式では発生源との距離とフード形状が重要です。
局所吸気方式の選定ポイント
局所吸気方式を選ぶ際は、以下を確認しましょう。
- ホース先端とミスト発生源の距離
- フードの形状
- 必要な面風速を確保できるか
- 加工中のミストの流れ
- 周囲の風の影響
- 作業者の動線
- 設置後に位置調整できるか
特に、ホースやフードが発生源から離れすぎると、捕集効率が下がります。
そのため、できるだけ発生源に近い位置で吸引することが重要です。
広域吸気方式|工場全体の環境改善に適した設置方法
広域吸気方式とは、工場全体に広がったオイルミストを補助的に吸引・除去する設置方法です。
直結吸気方式や局所吸気方式だけでは十分に対応できない場合に検討されます。
広域吸気方式の仕組み
広域吸気方式では、工場内の空気の流れを考慮しながら、ミストコレクターや排気設備を配置します。
例えば、工場全体の排気口にミストコレクターを設置したり、小型のミストコレクターを複数配置したりします。
ただし、広域吸気方式は発生源を直接吸引する方法ではありません。
そのため、発生源対策としては、直結吸気方式や局所吸気方式と組み合わせる方が効果的です。
広域吸気方式が向いている現場
広域吸気方式は、以下のような現場に向いています。
- 複数の工作機械が稼働している工場
- 工場全体にミストが広がっている現場
- 大型機械が多い現場
- 直結吸気だけでは対応しきれない現場
- 局所吸気だけでは環境改善が不十分な現場
- 工場全体の空気環境を改善したい現場
このように、広域吸気方式は工場全体の環境改善を補助する方法として有効です。
広域吸気方式のメリット
広域吸気方式の主なメリットは以下の通りです。
- 工場全体の空気環境を改善しやすい
- 複数の工作機械に対応しやすい
- 微細に残ったミストを補助的に捕集できる
- 作業者の快適性向上につながる
- 長期的な環境改善に役立つ
- 全体換気と組み合わせやすい
特に、複数設備が稼働している工場では、広域吸気方式を組み合わせることで環境改善しやすくなります。
広域吸気方式のデメリット
一方で、広域吸気方式には以下の注意点があります。
- 初期投資が大きくなりやすい
- 空調・換気システムとの設計が必要
- 発生源対策としては弱い場合がある
- 運用に専門知識が必要になる場合がある
- 設置台数や配置計画が重要
- 工場レイアウトの影響を受けやすい
つまり、広域吸気方式だけに頼るのは危険です。
実務上は、直結吸気方式や局所吸気方式を補完する設置方法として考えるのが現実的です。
ハイブリッド型の設置も有効
さらに、工場全体の環境改善を考える場合は、複数の設置方式を組み合わせる方法もあります。
例えば、以下のような組み合わせです。
- 直結吸気方式 + 広域吸気方式
- 局所吸気方式 + 広域吸気方式
- 複数台の小型ミストコレクター + 全体換気
- 密閉型設備には直結吸気、開放型設備には局所吸気を使い分ける
このように組み合わせることで、発生源対策と工場全体の環境改善を両立できます。
ミストコレクターの設置方法を比較
ここまで解説した3つの設置方法を比較します。

このように、最適な設置方法は工作機械の構造によって変わります。
基本的には、以下のように判断するとわかりやすいです。
- 密閉型工作機械:直結吸気方式
- 開放型工作機械:局所吸気方式
- 工場全体の空気環境改善:広域吸気方式
- 複数の課題がある現場:ハイブリッド型
つまり、ミストコレクターの設置では、発生源対策を基本にしながら、必要に応じて広域対策を組み合わせることが重要です。
ミストコレクターの種類もあわせて確認する
ミストコレクターの設置方法を決める前に、機種の種類も確認しておく必要があります。
なぜなら、設置方法が適切でも、加工条件に合わない種類を選ぶと十分な効果が得られない場合があるためです。
フィルター式
フィルター式は、オイルミストをフィルターでろ過・捕集する方式です。
構造がシンプルで扱いやすく、比較的導入しやすい点が特徴です。
一方で、フィルター交換や廃棄費用が発生するため、メンテナンス体制を確認する必要があります。
フィルターレス式
フィルターレス式は、遠心力や回転体でオイルミストを分離する方式です。
フィルター交換の手間を抑えやすく、メンテナンス工数やランニングコストの削減に向いています。
ただし、微細粒子や油煙への対応は機種によって異なります。
そのため、油煙が発生している場合は、対応可否を確認することが重要です。
電気集塵式
電気集塵式は、静電気の力で微細粒子を捕集する方式です。
1μm以下の微細粒子にも対応しやすく、高い捕集性能が期待できます。
一方で、本体価格が高くなりやすく、電極洗浄などのメンテナンスも必要です。
種類と設置方法はセットで考える
ミストコレクターは、種類だけで選んでも不十分です。
また、設置方法だけで選んでも十分とはいえません。
そのため、以下をセットで確認しましょう。
- オイルミストの発生量
- 油煙の有無
- 工作機械の密閉性
- 必要処理風量
- ダクト設計
- メンテナンス体制
- 設置スペース
- 工場全体の空気の流れ
このように、種類と設置方法を組み合わせて選ぶことが重要です。
正しい設置方法で得られる3つのメリット
ミストコレクターを正しく設置すると、オイルミストの捕集効率が高まり、工場環境の改善につながります。
主なメリットは以下の3つです。
- 作業者の健康被害を軽減できる
- 環境に配慮した操業につながる
- 排気や設備維持にかかるコストを抑えやすくなる
ここから、それぞれ詳しく解説します。
メリット1|作業者の健康被害を軽減できる
ミストコレクターを適切に設置すると、オイルミストを効率よく吸引・除去できます。
その結果、作業者がオイルミストを吸い込むリスクを軽減できます。
オイルミストによる健康リスク
オイルミストが適切に処理されていない環境では、作業者に以下のような影響が出る可能性があります。
- 皮膚の炎症
- 肌荒れ
- 目の充血
- ドライアイ
- 喉の痛み
- 呼吸器系の不調
- アレルギー症状の悪化
また、オイルミストが床に蓄積すると、転倒や滑落のリスクも高まります。
そのため、作業者の健康と安全を守るには、発生源に合った設置方法でミストを捕集することが重要です。
定着率や作業意欲にも影響する
作業環境が悪い状態が続くと、作業者の不満や就業意欲の低下につながる場合があります。
さらに、健康被害や不快感が続けば、定着率にも影響する可能性があります。
このように、ミストコレクターの正しい設置は、単なる設備対策ではありません。
人材定着や作業環境改善にも関わる対策です。
メリット2|環境に配慮した操業につながる
ミストコレクターを正しく設置すると、工場内外の環境負荷を抑えやすくなります。
オイルミストをそのまま排気すると、換気設備や空調設備に油分が蓄積し、効率低下につながる可能性があります。
空調効率やCO2排出量にも関係する
オイルミストが空調機器に入り込むと、フィルター詰まりや効率低下につながる場合があります。
その結果、同じ空調環境を維持するために余分な電力が必要になる可能性があります。
つまり、オイルミスト対策は、工場内の空気環境だけでなく、省エネやCO2排出量削減にも関わる取り組みです。
CSRや企業イメージにもつながる
近年では、環境配慮や労働安全衛生への取り組みが企業評価にも関係します。
ミストコレクターを正しく設置し、オイルミストを適切に処理することは、CSRや企業イメージ向上にもつながります。
そのため、ミストコレクターの設置は、現場改善だけでなく、企業全体の信頼性にも関わる施策です。
メリット3:工場排気に掛かるコストを削減
オイルミストは目に見えにくいため、問題が顕在化するまで放置されることがあります。
しかし、放置すると以下のような悪循環が起こる可能性があります。
「今の所は大丈夫だから」という理由で処理を怠っていると、以下のような悪循環が生じます:
このように、オイルミスト対策を後回しにすると、結果的に維持管理コストが増える場合があります。
正しい設置で期待できるコスト削減
ミストコレクターを適切に設置すると、以下のようなコスト削減が期待できます。
- 換気扇交換費用の削減
- 空調機器の清掃負担軽減
- 機械故障による修理費削減
- 電力消費量の低減
- メンテナンス作業時間の削減
- 製品汚染によるロス削減
ただし、効果は工場環境や運用条件によって異なります。
そのため、導入前には、現在の排気設備・空調設備・ミスト発生量を確認しましょう。

オニカゼ ミストコレクターのラインナップ
赤松電機製作所のオニカゼ ミストコレクターは、加工条件や設置方法に応じて選べるラインナップを用意しています。
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ミストコレクターの設置方法に関するよくある質問
ここでは、ミストコレクターの設置方法に関するよくある質問をまとめます。
ミストコレクターの設置方法には何がありますか?
ミストコレクターの設置方法は、主に直結吸気方式・局所吸気方式・広域吸気方式の3つです。
工作機械の構造や工場レイアウトに合わせて選びます。
直結吸気方式はどんな設備に向いていますか?
直結吸気方式は、NC旋盤、マシニングセンター、複合加工機など、加工室が密閉されている工作機械に向いています。
発生したオイルミストを直接吸引しやすいため、捕集効率を高めやすい設置方法です。
局所吸気方式はどんな設備に向いていますか?
局所吸気方式は、研削盤やグラインダー、汎用旋盤など、加工部が開放されている設備に向いています。
ただし、ホースやフードの位置によって捕集効率が変わるため、発生源に近い位置で吸引することが重要です。
広域吸気方式だけで十分ですか?
広域吸気方式だけでは、発生源対策として不十分な場合があります。
そのため、直結吸気方式や局所吸気方式と組み合わせて、工場全体の空気環境を補助的に改善する使い方が現実的です。
設置方法を間違えるとどうなりますか?
設置方法が合っていないと、オイルミストを十分に吸引できず、工場内に拡散する可能性があります。
その結果、作業者の健康被害、床面の油汚れ、設備故障、排気効率の低下などにつながる場合があります。
ミストコレクターは換気扇の代わりになりますか?
ミストコレクターは、換気扇の単純な代替ではありません。
換気扇は空気を排出する設備ですが、ミストコレクターはオイルミストや油煙を吸引・除去する装置です。
そのため、工場環境によっては、換気設備とミストコレクターを組み合わせることが重要です。
まとめ|ミストコレクターは工作機械に合った設置方法を選ぶ
ミストコレクターの設置方法は、主に以下の3つです。
- 直結吸気方式
密閉型の工作機械に向いています。NC旋盤、マシニングセンター、複合加工機などで効率よくオイルミストを吸引できます。 - 局所吸気方式
開放型の工作機械に向いています。研削盤やグラインダーなどで、発生源付近にホースやフードを近づけて吸引します。 - 広域吸気方式
工場全体の空気環境を補助的に改善する方法です。直結吸気方式や局所吸気方式と組み合わせることで効果を発揮しやすくなります。
このように、ミストコレクターの設置方法は、工作機械の構造や工場レイアウトに合わせて選ぶ必要があります。
特に、密閉型なら直結吸気方式、開放型なら局所吸気方式が基本です。
また、工場全体にミストが広がっている場合は、広域吸気方式との併用も検討しましょう。
正しく設置することで、以下の効果が期待できます。
- 作業者の健康被害を軽減できる
- 転倒・滑落リスクを減らせる
- 換気扇や空調機器の故障を防ぎやすくなる
- 排気効率の低下を防ぎやすくなる
- 電力消費や維持管理コストを抑えやすくなる
- 環境に配慮した操業につながる
そのため、ミストコレクターを導入する際は、機種の種類と設置方法をセットで検討することが重要です。
お問い合わせ・資料請求
ミストコレクターの設置方法や機種選定でお困りの場合は、赤松電機製作所までお気軽にご相談ください。
お客様の工場環境や加工条件を確認したうえで、最適なミストコレクターと設置方法をご提案いたします。
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